大阪府吹田市に新たにオープンした就労継続支援B型事業所「わっはっは 吹田」。ユニークな名前に込められた思いとは?そして、この事業所が提供するITを活用した支援とは?事業所の開所に至った背景や今後の展望について、運営会社である株式会社8Linkの代表、藤森さんにお話を伺いました。
「わっはっは」の名前の由来
「わっはっは 吹田」という事業所名、すごくユニークですね。まずはその名前の由来から教えてください。
ありがとうございます!「わっはっは」は、笑顔と前向きな気持ちを象徴しています。障害を持つ方々が日々の生活や仕事を通じて、笑顔で過ごせる場所にしたいという思いを込めました。「わっはっは」と思わず笑えるような、楽しい場所でありたいんです。
私たちが目指すのは、支援を受けるだけでなく、利用者の方々が自分の力で未来を切り開き、社会で輝ける場所を提供することです。ITというツールを使って、彼らが一歩ずつ成長していける環境を作りたいと思いました。
就労支援事業所を始めたきっかけ
なぜ、ITを取り入れた就労支援事業所を始めようと思ったのですか?
実は私たち、親会社の株式会社EIGHTISTでIT関連の事業を行っているんです。その中で、日々ITがどれだけ生活や仕事を変える力を持っているかを実感してきました。ITスキルさえあれば、障害を持っているかどうかに関わらず、誰でも社会で自立できるチャンスがあると感じています。
でも、今の社会ではまだまだITスキルが不足している人が多い。特に、障害を持つ方々がITスキルを学ぶ機会は限られています。そこで、「ITの力で障害者支援ができないか」と考えたんです。
具体的にはどのようなサポートを提供しているのでしょうか?
私たちの事業所では、利用者の方々が梱包作業やデータ入力、ITを活用した軽作業を行っています。例えば、パソコンを使って基本的な操作を学び、そこから徐々にデータ入力や資料作成といった業務にステップアップしていきます。
特に大事にしているのは、利用者一人ひとりに合わせたサポートを提供することです。皆さんの得意なことや興味を引き出し、無理なく楽しく成長できるように支援しています。そして、ITスキルが身に付けば、それが社会への扉を開く鍵になるんです。
8Linkが目指す支援の形
障害を持つ方が社会に出て活躍する未来を描いていらっしゃるんですね。
はい。今まで支援を受ける立場だった方々が、ITスキルを身に付けて自信を持ち、社会で輝けるようにする。それが私たちの目指す未来です。そして、最終的には「教わる立場」から「教える立場」へ。障害者の方々がITスキルを使って、健常者に教えたり、リーダーとして活躍する日を夢見ています。
もちろん、これは簡単な道のりではありません。でも、私たちはその未来を信じていますし、一緒に歩んでいく覚悟があります。
最後に、この事業所に関心を持っている方々にメッセージをお願いします。
私たちが提供するのは、単なる「作業」ではなく、「未来を作る力」です。利用者の皆さんが、自分の力で人生を切り拓いていけるよう、私たちは全力でサポートします。そして、それができるのは、私たち自身がITを使いこなし、社会とつながる術を知っているからです。
ITの力で未来を切り拓きたい、誰かのサポートをしたいという方には、ぜひ一度私たちの事業所を見に来てほしいですね。一緒に「わっはっは」と笑える未来を作りましょう!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
「わっはっは 吹田」は、ただの就労支援事業所ではありません。ITを使って、利用者の未来を切り拓く拠点となる場所です。笑顔と挑戦に溢れたこの場所から、誰もが自立した人生を歩める日が来ることを私たちは信じています。
「わっはっは 吹田」に興味を持ってくださった方は是非見学にお越しください!
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