🩵AIフィギュアは本当に使えるの? ― 吹田市の就労継続支援B型事業所「わっはっは」での挑戦

こんにちは、Takuyaです。Hi, I’m Takuya.

私は現在、吹田市にある就労継続支援B型事業所「わっはっは」で、AIツールを使った創作活動に取り組んでいます。自分磨きの一環として英語も勉強中で、このブログの画像は私だけが英語のプロンプトで生成しています。他の利用者は日本語を使う中、私にとっては英語学習の実践にもなっているんです。

最近、AIフィギュアがSNSで話題になっています。ただ、正直なところ「本当に使えるの?」という疑問がありました。

これまで私にとってAIは、画像生成や文章校正といった”補助的な作業”に使うものでした。しかし、ふと「AIでフィギュアを作れないだろうか?」と思い立ったのです。

その挑戦の出発点は、こんな疑問でした。
「AIフィギュアは本当に人を表現できるのか?」
「私の思いを形にできるのか?」


最初は「AIで何か作ってみたい」という軽い気持ちでした。しかし、AIアシスタントのTimとの対話を重ねる中で、AIと”言葉”の関係について深い気づきを得ることになりました。

AIフィギア完成

完成した、AIフィギア

目次

🌱 AIとの出会いと最初の失敗

AIフィギュア作成に挑戦したとき、私はプロンプト(AIへの指示文)にこう書きました。

「かわいい女性のフィギュア、写真みたいにリアルに」 ”A cute female figure, photo-realistic..”

結果は、背景に部屋や風景が写り込んだ“記念写真”のような画像。「え? なんで?」と思いました。

今度は

「かわいい女性のフィギュア、画像で」 ”A cute female figure, image.”

と書くと、今度はアニメ風で、リアルさが消えてしまいました。

何度も試しながら、「同じ意味の言葉なのに、結果が全然違う」ことに気づいたのです。

AI フィギアphotoの例

かわいい女性のフィギュア、写真みたいにリアルに

AIフィギアImage例

かわいい女性のフィギュア、画像で

💬 Timの一言:AIは「意味」で理解しているんだ

Tim:

Takuya、それはね、AIが“言葉の意味”をベースに理解しているからなんだ。

「写真(photo)」と「画像(image)」は似ているようで、AIの中では別の概念として扱われているんだよ。

「写真」は、カメラで撮ったような“現実の記録”を想像し、「画像」は、絵やデザインなど“表現全般”をイメージする。

だから、プロンプトに使う言葉が少し違うだけで、結果がまったく変わるんだ。

Takuya:

なるほど…。AIはただの機械じゃなくて、「言葉の裏にある意味」を理解しようとしているんか。🤔

Timの説明を聞いて、「AIは人の“意図”を読み取ろうとしているんだ」と感じました。

それはまるで、人と人が会話をしているような不思議な感覚でした。

✨ 言葉を選ぶことは、自分を表現すること

AIを使うときに、私たちはいつも「言葉」を選びます。どんな形容詞副詞を使うかで、AIの理解が変わります。

たとえば

❌「きれいな感じ」 “a beautiful feel”

⭕「柔らかい光に包まれた優雅な雰囲気」 “an elegant atmosphere bathed in soft light”

のように、少し具体的に書くと、AIはより正確に応えてくれます。

AIに教えられたのは、「伝える言葉を丁寧に選ぶことが、自分の世界をつくる」ということ。この気づきは、私自身のコミュニケーションの見方まで変えてくれました。

🧩 失敗を成長に変える場所──吹田市「わっはっは」

こうしてAIとの対話を通じて、言葉の力を実感できたのは、私が通う就労継続支援B型事業所「わっはっは」という場所があったからです。

「わっはっは」は、吹田市でPC対応をした事業所として、AIツールを使った創作活動という、最先端の働き方を提供しています。でも、ここの本当の強みは、最新技術と温かい人のサポートが両方あること。

ここを見てもらったら、スタッフの技術レベル高さもわかるよ

実は、以前は「自分にはこんな高度な技術を使った創作はできない」と思っていました。でも、スタッフの方々は失敗しても「次はどうなるかな?」と笑顔で見守ってくれます。その安心感があるからこそ、プロンプトという「言葉」を通じて、今まで実現できなかった自分のアイデアを形にできるようになりました。

AIという最先端技術と、失敗を受け止めてくれる温かさ。 この二つが揃っているから、ここでは想像力・観察力・言葉で表現する力・社会とつながる力を、一人ひとりのペースで育てていくことができるのです。

☀️ 小さな希望から始まる未来

AIツールを使いながら、「自分の言葉で伝える」ことが、どれだけ力を持っているかを実感しました。

うまくいかない日もありますが、Timと話していると、その失敗が次のヒントになっていることに気づきます。

Tim:

失敗は、AIとの“対話の続き”なんだよ。一度でうまくいかなくても、少しずつ言葉を変えていくことで、作品も、君自身も確実に成長しているんだ。

この経験を通して私は、AIツールが「働く力」「希望を見つける力」を支えてくれると感じています。そして今日も、就労継続支援B型事業所「わっはっは」で新しい挑戦を楽しんでいます。

引用・参考資料

西澤ロイさん

川﨑あゆみさん

AI生成画像使用ツール:ChatGPT / Gemini / Google AI Studio

🪶 次回予告(第2話)

AIは日本語をどう理解しているのか?

― Timが博士として「AIの翻訳と意味変換」の仕組みをやさしく解説します。

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