こんにちは!大阪府吹田市にある就労継続支援B型事業所「わっはっは」で講師をしている坂上です!
今回は、ゲーム会社でイラストレーターをしていた経験のある私が実際に描いたイラストをご紹介します。
講師の実績、経験を紹介
少しだけ自己紹介をさせてください!
自分は現在Webデザイナーとしてお仕事をしていますが、過去にゲーム会社でイラストを2年ほど描いていた経験があります。そこに入社する前はイラストを描く専門学校にも通っていました。
小さいころから絵を描くのが好きでよく祖母から裏紙とボールペンをもらって自由に描いていた覚えがあります。
絵を描くことがそもそも好きでしたが、ポケモンが好きなのもあり、「ポケモンみたいなモンスターをデザインしたい!」という夢を持って絵を勉強していました。
今でもシリーズを遊んだり、一時期はオンライン対戦にどっぷりはまったりと結構好きです笑
よければポケモントークしてやってください!

ゲーム会社でもモンスターデザインや武器デザインなどをしていたため人を描くのは少し苦手ですが、今回頑張って描かせてもらいました!
制作のきっかけ:TRPGキャラクターのご依頼
さて今回描いたのはTRPG(テーブルトークRPG)というゲームで使用するキャラクターです。
「自分の作ったキャラクターをイラストで表現してほしい」ということで、まずはキャラクターの設定やイメージをヒアリングするところからスタートしました。
キャラクターイメージの共有
もらったキャラクターのイメージはこんな感じです
- 一言で言うと「ミステリアスな雰囲気の写真家」
- 性格はおおらか
- 秋らしいアウトドアスタイルの服装
- カラーイメージは「白」と「紫」
この情報をもとに、全体の雰囲気を大切にしながら、オリジナルキャラクターとして仕上げていきました。
制作の流れ
① 顔のラフ案を複数作成
まずは、顔のラフを3パターンほど描き、見てもらいました。
どの案もミステリアスな雰囲気をベースにしつつ、「おおらかさ」が伝わる表情を意識しています。


② 採用されたラフをもとに全身をデザイン
選ばれた顔案に合わせて、衣装やポーズを含めた全身ラフを制作。
色については、キャラクターの印象を大きく左右するため、2案に絞って提示しました。
白と紫をベースにしながら、全体のバランスや世界観との相性も考慮しています。


③ 線画
全体のラフのOKをもらったら清書に入ります。まずは線画です。ここが一番得意ですし好きな工程です!線のメリハリに気を付けながら太さなども調整します。ラフを丁寧に描いていれば迷わずにどんどん描いていけるのですが、雑に進めていると「ここどうやって描くんだ…?」と手が止まってしまいます。その際は改めて参考資料を探して線をはっきりさせます。靴はかなり迷いましたね…


④着彩
次は色を塗っていきます。ここが一番苦手です…塗り方は人それぞれ好みややり方が大きく分かれる部分ですが、自分はアニメ塗りと厚塗りの間ぐらい、いわゆる「中間塗り」が好きです。というよりそれ以外をあまりやったことが無いです。ソシャゲによくあるような塗り方のイメージですね。
完成イラスト
というわけで完成です!







カメラって描いたこと無かったので結構苦戦しましたね…個人的には目の形や塗りが上手くいったかなと思ってるので気に入ってます!
アイキャッチデザイン
今回のブログを書くにあたってイラストを使ってアイキャッチも作成しました!
Adobe Illustratorを使い、キャラクターのイメージに合わせて配色や雰囲気を考えました。Vtuberのサムネイルとかに近いイメージですかね。イラストを描く+デザインツールを使えるようになれば、描いた絵を使って新たな制作物に活かせたりするので技術の幅が広がります。


最後に
わっはっはでは、こうした経験や実績を活かして、利用者さんにもイラストの描き方やデザインなどのクリエイティブな技術を学んでもらっています。
「イラストを描いてみたい」「デザインしたい」といった希望にも、全力でサポートします!
今後も講師の制作実績を定期的に紹介していきますので、お楽しみに!