利用者アンケート結果を公開!就労支援B型での「作業満足度」と「就労意識」のリアルな関係

「就労継続支援B型って、どんな作業をするんだろう?」 「自分にできることがあるのかな?」 「いつかは一般就職したいけれど、不安も大きい……」

新しい一歩を踏み出そうとしている時、期待よりも不安が上回ってしまうのは当然のことです。特にITやクリエイティブな作業を掲げる事業所では、「難しそう」と感じてしまうかもしれません。

そこで今回、大阪府吹田市の就労継続支援B型事業所「わっはっは」では、実際に通っている利用者さんを対象に「就労への意欲や作業に関する本音アンケート(2025年11月実施)」を行いました。

現在悩んでいるあなたへ。同じ悩みや希望を持つ仲間たちの「リアルな声」をぜひ参考にしてください。

目次

【就職への意欲】利用者の多くが「前向き」に準備中!

まず、一般就労(企業で働くこと)への意欲について聞いたところ、前向きな回答が多く寄せられました。

利用者アンケート結果:一般就労への意欲が「すごく働きたい」「できれば働きたい」と答えた人の割合を示すグラフ

アンケートでは、回答者の多くが「すごく働きたい」「できれば働きたい」と回答しています。

1~3年以内の就職を目指す人が大半

  • 1年以内: 「事務職を目指して実践を積みたい」
  • 2~3年以内: 「焦らず、まずはスキルを身につけてから」
  • 自分のタイミングで: 「就職できそう!と思ったタイミングで挑戦したい」
坂上

このように、「今すぐ」ではなく、「わっはっは」で自信をつけてから次へ進みたいという、着実なステップアップを考えている方が多いのが特徴です。

【人気作業】動画編集・AI生成・データ入力……「楽しい」の声

「わっはっは」ではPCを使った作業を中心に提供していますが、利用者さんはどんなところに「やりがい」を感じているのでしょうか?

クリエイティブな作業が「自信」に繋がる

アンケートでは、最新のITスキルを活かした作業に夢中になっている声が多く寄せられました。

「AIを動かしながら動画制作をするのが楽しい」(Nさん)

「Canvaでのデザインは楽しいです」(Yさん)

「AI生成機能を使ったアニメーション制作に挑戦したい」(Hさん)

坂上

「0から1を作り出すのは大変だけど、形になると嬉しい」という声もあり、自分の作品が完成することが、自己肯定感の向上に繋がっているようです。

意外?「データ入力」などの事務作業も人気

一方で、コツコツ取り組む事務作業に魅力を感じている方も少なくありません。

「領収書のデータ入力がたのしいです」(Kさん)

「数字を入力する作業は、集中できて進捗を感じる」(Rさん)

PCが初めての方でも、自分に合った「得意」が見つかる環境が整っています。

【本音】正直、不安なこともあります。

良い面ばかりではありません。アンケートでは、多くの方が「就職に向けた不安」も正直に打ち明けてくれました。

共通する悩みは「体調」と「仕事のペース」

  • 体調の波: 「毎日決まった時間に通えるか不安」
  • コミュニケーション: 「新しい職場で人間関係を築けるだろうか」
  • 仕事のスピード: 「周りについていけるか、今の作業が役に立つか」

これらの悩みは、これから通い始める方が感じる不安と全く同じです。

「わっはっは」で不安を安心に変える

アンケートの結果、多くの方が望んでいるのは「目標を一緒に整理してくれるサポート」でした。

「わっはっは」では、医師との連携やスタッフとの面談を通じ、無理のないペースで「働く習慣」を作っていきます。一人で悩まず、スタッフと一緒に解決していくのがB型事業所の強みです。

まとめ:あなたの「得意」を一緒に探しませんか?

今回のアンケートを通じて分かったのは、「みんな不安を抱えながらも、自分のペースで未来を明るくしようとしている」ということです。

動画編集に挑戦してみたい。コツコツ入力作業をしてみたい。あるいは、まだ何をしたいか分からない。そんな方でも大丈夫です。「わっはっは」は、あなたの「やってみたい」という気持ちを一番に尊重します。

まずは、事業所の雰囲気を見に来てみませんか? 同じ志を持つ仲間たちが、あなたを待っています。

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